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彦根市の記事一覧

  • 2015年3月11日

    昭和13年に建った履物店を改装 治部少丸オープン!! まち・文化

    墨絵師 御歌頭氏によるライブパフォーマンス  彦根の花しょうぶ通り商店街は戦国をテーマに様々な活動をしていることで知られている。  3月1日、空き店舗になっていた「とも栄」という履物店の店舗部分を商店街が借り受け、石田三成にちなんだギャラリーとして街の駅「治部少丸」がオープンした。式典も「開城式」と呼ぶくらい... 続きを読む

  • 2015年3月9日

    ヴァイオリンがはこぶ春のそよ風 ひと
    高岸卓人さん

     彦根市の文化施設「ひこね市文化プラザ」で働いていた頃、古株職員の口から「高岸くん」という名まえをしばしば聞いた。皆「高岸くん」を親戚の子どものようにかわいがっていたようだった。  「高岸くん」こと高岸卓人さんの歩みは、文化プラザの歴史とともにあるとも言える。文化プラザは、彦根市の新しい文化的拠点として、18年前... 続きを読む

  • 2015年2月27日

    雪の詩人——高祖 保 まち・文化

     落ちては溶ける春の雪が降るなか、金沢の出版社「龜鳴屋」さんから小包が届いた。数日前に電話で注文した、高祖保の随筆集『庭柯のうぐひす』だった。  「雪」の詩人と呼ばれた高祖保を知る人は、多くないだろうと思う。彼の育った彦根においても、その知名度はおそらくさして変わらない。私が高祖保を知ったのも、別の調べ物をしている... 続きを読む

  • 2015年2月24日
    No Image

    缶蹴り まち・文化

     「缶蹴り」という遊びがある。若い人は知らないだろうが、この遊びは実に素晴らしいと思い始めている。  公式ルールは存在しないが、簡単に説明すると、必要なモノは空き缶だけ。半径5メートルほどの円を描き、その中心に缶を置く。鬼を一人決め、鬼以外の誰かが缶を蹴ってスタート。鬼が缶をもとの位置にもどす間にその他の人は隠れる。鬼... 続きを読む

  • 2015年2月23日

    戦国無双の刀剣展 「銘切り」イベント開催 まち・文化

     「銘切り」、聞いたことがあるようなあるような無いような言葉だ。  調べてみると、刀匠が自分の鍛えた作品に鏨(たがね)で名前(銘)を刻む作業を銘切りというらしい。日本刀の柄に被われる刀身部分を茎(なかご)と呼ぶが、ここに銘が切ってある。彫るのではなく「切る」のである。  鏨を槌で叩き、鉄の表面に切り込みを入れ、窪みを作... 続きを読む

  • 2015年2月17日

    路上観察、始めました 2
    彦根城京橋口石垣の釘 まち・文化

     まちのなかの風景は様々で、どうしてそうなっているのか、考えても解らないことの方が多い。長い時間のなかで暮らしと共に少しずつ様子が変わり、気が付けば新しい風景になっていたりするのだろう。記憶が途切れて忘れられていることも多い。彦根城京橋口の石垣もそうだ。釘が打ち込まれている。  彦根東高校から夢京橋キャッス... 続きを読む

  • 2015年2月11日

    湖東・湖北 ふることふみ6
    前田慶次が渡った琵琶湖(1) まち・文化

    慶次も同じ風景を400年以上前に見た「沖島付近から多景島を遠望」  平成27年4月から晩年の前田慶次をモデルにしたドラマが放送されるらしい。今でこそ誰もが知っている戦国武将の一人となった前田慶次だが、昭和の頃はほとんど知られていない存在だった。そのために、前田慶次の史料はきわめて少ない。しかし、関ヶ原の戦いの... 続きを読む

  • 2015年1月20日

    海を渡った毛糸に懐いをよせて まち・文化

     私はときどき大切にされてきた本を譲り受け、その本を大切にしてくれそうな別の誰かに手渡す仕事をしている。商いにしたいのだが、まだまだ程遠い。  ひょんなことで、彦根城にほど近い、とあるお宅にお邪魔することになった。蔵書を拝見していると、古い洋書がある。聞けば、お祖父さんの代、アメリカに住んでいたという。書架に並ん... 続きを読む

  • 2015年1月16日

    湖東・湖北 ふることふみ5
    幕末の名もなき女性の記録 まち・文化

     今回は、場所ではなく一枚の古文書から話を進めていきたいと思う。  江戸時代も安定した時期になると、日本人は思った以上に文化的な生活を送っていた。読み書きそろばんと言われる基礎的な知識は現代のヨーロッパに並ぶくらいに当たり前の物となっていた。また現在の戸籍に近い制度も確立している。この制度を俗に「人別」とも呼び、... 続きを読む

  • 2015年1月11日

    映画『バンクーバーの朝日』と彦根・湖東 まち・文化

    1915年 初代朝日チーム。後列左から2人目、宮崎松二郎・中央列左から3人目、北川初次郎・前列左から3人目、北川(堀居)由太郎(彦根市教育委員会 歴史民俗資料室 小林 隆氏所蔵『Asahi : A LEGEND IN BASEBALL』より)  彦根のビバシティシネマで上映中の映画『バンクーバーの朝日』のこと... 続きを読む

  • 2015年1月5日

    世界を旅する料理人が開いたデリカテッセン お店
    eight hills delicatessen

     彦根市八坂町、滋賀県立大学前の「にしむらcafe」は、県立大学生に人気の憩いの場だった。「だった」と過去形なのは、そのにしむらcafeが今年4月に「eight hills delicatessen(エイトヒルズ デリカテッセン)」としてリニューアルしたからだ。デリカテッセンは、ヨーロッパやアメリカでは一般的な量... 続きを読む

  • 2014年12月31日

    教師として、作家として生きる ひと
    志萱州朗さん

    『湖風に吹かれて』志萱州朗  彦根市立東中学校の美術科教諭の志萱州朗(しがやくにあき)さん57歳は、2014年、10回目の日展入選を果たした。来年3月、日展の「会友」に選出されるだろう。初入選は44歳、遅すぎるデビューだった。60歳までに「会友」になること、それが志萱さんにとって大きな目標だった。2015年は... 続きを読む

  • 2014年12月5日

    路上観察、はじめます まち・文化

    彦根市・銀座町交差点附近(2009年)  街のなかにひっそりと存在している、佇まい好ましい「無用の長物」。それはあたかも現代アートのようだけれど、アーティストとしての作者がいるわけではなく、なかば偶然的に存在しているもの。それらを芸術を超えた芸術「超芸術トマソン」として見出し、とにかくよく観察し、名まえをつけ... 続きを読む

  • 2014年11月28日

    55回目の巻開 まち・文化
    彦根市金沢町和楽会の冠句会

     11月3日文化の日、彦根市の金沢町和楽会の「巻開(まきびらき)」がおこなわれた。「巻開」は「冠句開き」とも言い、金沢町和楽会の会員から投稿された冠句のお披露目の会である。  「冠句」…恥ずかしながら今まで知らなかったのだが、ご存知の方は多いのだろうか。冠句の形は、俳句と同じ上五文字、中七文字、下五文字の「五・七... 続きを読む

  • 2014年11月19日

    湖東・湖北 ふることふみ3
    隠れた山城 男鬼城 まち・文化

    三重堀切を主郭より見下ろす  紅葉から雪が降るまでの短い季節が、山城を訪れる一番のチャンスであると言われている。葉が落ちて遠くまで見渡せるようになり、城の戦略性が見えてくるからなのだ。  少ない知識ながらも歴史に愛着を持っている私のところにも時々お勧めの山城を訊ねられることがある。その折、候補として上がる一つ... 続きを読む

  • 2014年11月17日

    黒田武士と彦根市甘呂町 まち・文化

     唐突だが、『黒田武士と彦根市甘呂町』という話だ。丁度この間、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』に「日本号」が登場していたらしい。  「日本号」とは、黒田節「酒は呑め呑め呑むならば/日本(ひのもと)一のこの槍を/呑みとるほどに呑むならば/これぞまことの黒田武士」の歌詞がよく知られている日本一の槍のことで、天下三槍の一筋「日... 続きを読む

  • 2014年11月10日

    銀ぶらアート まち・文化

     「銀ぶら」はもともと東京の銀座の街をぶらぶら歩くことをいった。転じて彦根銀座をぶらぶらしながらアートを身近に感じ体験しながら、商店街をぶらぶらと散策する、そんなイベントが「銀ぶらアート」だ。  商店街は商いの場から、新しい機能を持つ街へと変わろうとしてる。「銀ぶらアート」という試みも、ひとつの新しい方向だ... 続きを読む