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彦根市の記事一覧

  • 2015年11月17日

    湖東湖北ふることふみ15
    井伊家千年の歴史(1) まち・文化

    井伊共保出生の井  2007年の大河ドラマは井伊直虎が主人公となる『おんな城主 直虎』に決定した。大河ドラマの長い歴史の中で、徳川家や源氏平家など特定の時代の最高権力者以外で同氏から二人の主人公を輩出したのは井伊家が初めてとなる。一部のゲームユーザーからはよく知られた人物でもある直虎だが、一般的な知名度は皆無... 続きを読む

  • 2015年11月11日

    まちライブラリー 植本祭 まち・文化
    人と本とまちをつなぐ

     誰かが手放した本を、またべつの誰かに渡す、いわば古本屋という小商いをしている。引き取り、手入れをし、棚に並べ、誰かが手に取るのを待つ。そんなことを繰り返していると、「この本はどこから来て、どこへ行くのかな」と思うことがある。前の持ち主が古本屋で買った本を引き取ることもあるし、戦前にアメリカで買われた本を滋賀で引... 続きを読む

  • 2015年10月30日

    本でつなぐ道 まち・文化
    ひこねウモレボン道

     今年は、秋の気配がやってくるのが早かった。涼しくなり始めた8月終わり頃から、彦根の中央商店街にある古本屋「半月舎」では、「いつも護国神社でやってるアレ、今年もあるの?」とお客さんに訊かれるようになったという。  「いつも護国神社でやってるアレ」とは、毎年秋に、半月舎が開催してきた一箱古本市「ひこねウモレボン市」... 続きを読む

  • 2015年10月16日

    運動会 まち・文化

     秋といえば運動会のシーズンだ。つい数年前まで、近所の小学校のグラウンドで行われている運動会はどこか遠い世界の他人事のように感じられていたが、子どもが大きくなってくるとそういうわけにもいかない。先週末は、子どもの保育園の運動会が、そしてその翌日には学区の市民運動会が行われ、みっちり参加してきた。  保育園の運動会... 続きを読む

  • 2015年10月13日
    No Image

    石田三成顕彰歌 まち・文化

     彦根は、国宝彦根城を有する井伊家の城下町だ。2017年のNHK大河ドラマが「おんな城主 直虎」に決まり俄に活気づいている。井伊直虎は彦根藩初代井伊直政の養母である。直政は井伊家としては二十四代にあたる。徳川屈指の精鋭部隊を率いる直政は関ケ原の合戦後、石田三成の本拠であった近江佐和山18万石を拝領し、佐和山城に入った。... 続きを読む

  • 2015年9月21日

    湖東・湖北ふることふみ13
    江戸後期のスイーツ まち・文化

    筆者が再現した冷瓏豆腐  『井伊直弼公生誕200年祭』が行われている。その中の企画として『ひこね菓子』という井伊直弼や茶の湯に合った菓子を創作するイベントの選考会が九月二日に行われた。今稿では井伊直弼が誕生した頃に食べられていたと考えられる一つのスイーツを紹介したい。  『豆腐百珍』という本がある。天明2年(1... 続きを読む

  • 2015年9月18日

    蕉門十哲・森川許六 三百回忌 まち・文化

     今年は、彦根藩14代藩主・井伊直弼公生誕から二百年の年である。関連行事もあちこちで行われている。直弼公が槻御殿で生まれた年からさらに百年前、森川百仲(ももなか)という藩士が城下で亡くなった。俳諧師・松尾芭蕉の弟子として知られる、森川許六である。芭蕉最晩年の弟子で、交流期間は短いが、数多くいた芭蕉の弟... 続きを読む

  • 2015年9月14日

    夏は逝く… ふれあい夏祭り in 平和堂日夏店 まち・文化

    「grow dance studio」によるダンスパフォーマンス 募金してくれた永棹壮悟君  夏休みの終わりを告げる地蔵盆の頃はいつも複雑だった。今は24時間テレビだろうか…夏が逝くのだな、そんな気持ちになる。8月23日、彦根の平和堂日夏店で「ふれあい夏祭り」が行われた(主催 平和堂日夏店・読... 続きを読む

  • 2015年8月17日

    たこ焼き道 お店
    多幸屋

     「たこ焼きが好きなんだね」と言われてようやく気がついた。よくたこ焼きを食べている。店ごとに食べ比べることはあまりしない。「うまい」と思った店に通い続ける。そういうタイプの「好き」なのである。そんな私が近ごろ通っているのは、「多幸屋」というたこ焼き屋だ。  多幸屋は昨年秋、彦根市京町の交差点に、たこ焼き職人歴14... 続きを読む

  • 2015年8月14日

    兎の釘隠 まち・文化

    高山陣屋「真向兎」  岐阜県高山市を訪れる機会があり、「高山陣屋跡に兎の釘隠があるよ」と教えてもらった。僕は「波と兎」の文様のコレクターだ。高山市のホームページを見ていると青海波と兎を組み合わせたデザインが背景に施されていることに気づく。多分、高山陣屋跡の兎の釘隠に由来するのだろうと考えていた。しかし実際は、... 続きを読む

  • 2015年8月12日
    No Image

    鬼債ない まち・文化

     「鬼催ない」と書いて「きせない」と読む。かつて、彦根には「きせない祭り」或いは「きせない行列」という夏の祭りがあったと聞いていた。町ごとに行われていた少女達の夏の祭りだというだけで、起源も様子も判らなかった。ずっと気になっていたのだが『彦根藩士族の歳時記 高橋敬吉』(藤野滋編 サンライズ出版)に記してあった。高橋敬吉... 続きを読む

  • 2015年7月31日

    インタビューからはじまる日中の架け橋 まち・文化
    彦根100人インタビュー

    左から江俊潔さん、菅昌絵さん、李婉珍さん、陳晶さん   最近になって、「彦根100人インタビュー」という企画のことを知った。彦根に住む中国人留学生が、彦根で活躍する100人の日本人にインタビューを行い、ウェブサイトを通じてインタビュー動画を発信していくという試みだ。NPO法人彦根中国語会が中心となって2013... 続きを読む

  • 2015年7月22日

    彦根・大洞弁財天 鉄砲塔 まち・文化

     彦根城の北東、表鬼門の方角約1.5キロ。佐和山から連なる大洞山(211メートル)の中腹に大洞弁財天(真言宗醍醐派長寿院)がある。かつては山裾まで内湖が迫り、城主は船で参詣したといわれている。大洞弁財天堂(県の重要文化財指定)の創建は、元禄8年(1695)、京都・大坂など上方を中心に元禄文化が華開いた頃だ。当時の... 続きを読む

  • 2015年7月17日

    瓢箪からコマ ひと
    藤野孝男さん

     「瓢箪の大会で内閣総理大臣賞を取った方がいる」と聞き、早速伺った。受賞されたのは彦根市三津町にお住まいの藤野孝男さんだ。  藤野さんのお宅の玄関に飾られた「それ」が瓢箪だとは、すぐには思い至ることができなかった。確かに瓢箪の形をしているが、四角形や三角形が連続した幾何学模様が、立体的に彫り込まれているように見える... 続きを読む

  • 2015年7月15日

    賢治のカレーセット登場 お店
    テイシンカフェ

     ハンドドリップで丁寧に淹れた珈琲が美味しい「テイシンカフェ」で『賢治のカレー』を食べることができるようになった。ドリンクが付いたセット1000円(税込)。  『賢治のカレー』というのは、以前も書いたがタマネギの甘さが生きた懐かしい味のカレーである。  大正11年(1922)6月18日オープンした「金亀食堂」は... 続きを読む

  • 2015年7月13日
    No Image

    数珠と心構え まち・文化

     最近、お寺や神社に行くことが多い。案内や調べ物をしたりで、1日に、何カ所も周ることがある。平穏無事に生きることができる感謝や未来への助力を願い手を合わすことも忘れている。時々、清浄、神聖という空気を感じることがある。透明度のようなものかもしれない。凄いなと思うのは、そういう場所で撮影しなければならないとき、カメラのオ... 続きを読む

  • 2015年6月29日

    学習療法という希望の光 まち・文化
    「僕がジョンと呼ばれるまで」上映会

    上映実行委員会の瀧波信之さん  先日、「僕がジョンと呼ばれるまで」という映画の試写会に参加してきた。  「僕がジョンと呼ばれるまで」は、学習療法という日本で開発された脳活性化プログラムを基に、アメリカの介護施設で行われた認知症改善の取り組みを追ったドキュメンタリー映画だ。この4月に発足した滋賀県学習療法実践研... 続きを読む