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まち・文化

  • 2016年3月16日
    No Image

    石田三成と大谷吉継の友情を描く『石田三成の青春』 
    サンライズ出版

    「石田三成の青春」価格 1700円+税  はじめて著者である松本匡代さんにお会いしたとき、彼女は開口一番「私、三成くんより家康くんの方がスキなんですよね」とおっしゃいました。これから、ふたりきりで佐和山に登ろうかとしている時にです。「えーっ」と、まるでギャグ漫画の吹き出しのような声が私の心の中で炸裂しました... 続きを読む

  • 2016年3月14日

    ののすておりがみ!

    関りんさん  不思議なもようの折り紙が添えられて、編集部に手紙が届いた。様々なもようを一枚のなかに集めた折り紙だった。しかし折り紙と思ったそれは、裏面に「ののすておりがみ発売記念イベント」のお知らせが記されたチラシだった。  「ののすて」とは、2002年まで愛荘町南野々目で操業していた近江上布の織屋「野々捨商... 続きを読む

  • 2016年3月7日

    3月3日、気になるのは長野主膳義言!

    義言地蔵  長野主膳義言は、安政7年(1860)3月3日桜田門外の変後も、井伊直弼への忠節を尽くしながら、彦根藩によって斬首された。直弼の遺志を果たせぬままの突然の仕置きに対する覚悟と無念、主君の汚名が雪がれることを念じながら、刑に甘んじたのである。  長野主膳の幼名は主馬、諱は義言。本居宣長派の国学者である... 続きを読む

  • 2016年3月4日

    冬の伊吹山を登る

     山に登るようになってから、いつしか憧れというか目標のように思っていたことがある。それは、「雪山に登る」ことだ。雪山となるとやはり伊吹山に登りたい。冬の伊吹山は、アルプスの山々には及ばないものの本格的な雪山の要素を備え、天候がよければ初心者でも登れないことはないという。登山者の中には、伊吹山には冬にしか登らないと... 続きを読む

  • 2016年3月2日

    信号機、アームの意味

     故あって、DADAジャーナルの過去の記事を読み返していた。今号で629号、どうしようもない記事や、ぎゃーっと叫びそうになる記事も多いが、中にはなかなか面白い記事もある。筆力の問題ではなく、他の媒体ではあまり掲載されないようなものがあるのが、いいなあと思う(勿論、手前味噌だが)。  例えば、長浜曳山祭りの頃に掲載... 続きを読む

  • 2016年2月29日

    お多賀さん de 朝市に月参り

     雪が降るのではないかと心配していた1月のある朝、目ざめると金色の朝日が窓から差し込んでいた。眩しいほどの晴天だった。いそいそとわたしは家を出て、近江鉄道に乗り込み、多賀大社へ向かった。目当ては、境内で開かれている「お多賀さん de 朝市」だ。  多賀大社の大きな鳥居を入ってすぐ、背の高い木々に囲まれた小径沿いに... 続きを読む

  • 2016年2月22日

    湖東・湖北ふることふみ18
    井伊家千年の歴史(4)

    六角氏居館・小脇館跡  保元の乱の時に少しだけ名前が登場する井八郎が、源義朝に従いその後も井伊家が源氏に味方していただろうとの可能性を前稿で記した。今稿からは鎌倉時代の井伊家を紹介して行こうと思う。  鎌倉幕府は公式記録として『吾妻鏡』を記し、当時の情勢を現在に伝えている。『吾妻鏡』の中に井伊家に関わるであろ... 続きを読む

  • 2016年2月19日

    ほんとうに大切なこと

     ほんとうに、ほんとうに、ほんとうに、僕らは何が大切なのだろう……と考える。  湖国の町を歩くと、何か大切な願いを込めたようなものにであうことがある。「司馬光 瓶割の図」もそのひとつだ。少し前に撮ったものだ。「幼い司馬光は、遊んでいるうちに水瓶に落ちて溺れる友人を瓶を割って助けた。司馬光の父は、大切な水と貴重な水瓶... 続きを読む

  • 2016年2月14日

    バレンタインはキャンドルナイト

    2008年に四番町スクエアで行われたひこねキャンドルナイト  2月14日の日曜日に彦根の四番町スクエア・夢京橋キャッスルロードでキャンドルナイトが開催される。滋賀県一円8会場で同時開催される灯りのイベント「滋賀のおもてなし旅 びわ湖灯り絵巻」に連動して彦根観光協会が開催する「彦根灯花会(とうかえ)」の一環で、... 続きを読む

  • 2016年2月8日

    近江麻布ばすたおる

     彦根の夢京橋キャッスルロードにある「夢京橋あかり館」は「あかりと香り」の専門店として、キャンドルや薫物を販売している。江戸時代、和蝋燭が彦根藩の献上品で地場産業だったことが誕生の理由だ。運営は第三セクター(株)夢京橋が担っており、様々なかたちで彦根のまちづくりにひと役かっている。  昨年、籔田清氏館長の企画した... 続きを読む

  • 2016年2月4日

    謎の角度1 近江インバウンド

     近頃、「インバウンド」という言葉をよく耳にする。JTB総合研究所の観光用語集には「インバウンド(inbound)とは、外から入ってくる旅行、一般的に訪日外国人旅行を指す。海外旅行はアウトバウンド(outbound)という」とある。人口減少問題、都市間格差の問題からインバウンド誘致に国や地方自治体が取り組んでいる... 続きを読む

  • 2016年2月2日

    NHK大河ドラマ『真田丸』に期待

    真田幸村(信繁)娘の墓(彦根市笹尾町 少林禅寺)  2016年1月10日からNHK大河ドラマの第55作となる『真田丸』の放送が始まった。真田丸は、慶長19年(1614)大坂の陣において、真田信繁(幸村)が大坂城平野口の南に構築した戦国時代最後にして最強の砦の名だ。ストーリーは真田丸を作りあげるまでの信繁の生涯... 続きを読む

  • 2016年1月28日

    くすのきの下からはじまった朝市

     彦根市芹橋の美術教室「金亀土濤シブヤ」では、月に1回、小さな市がたつ。庭に佇む樹齢200年のくすのきにちなんで「くすのき朝市」というその市は、かれこれ10年ほど続いてきたという。ずいぶん前からその存在は知っていたのだけれど、今月、初めて足を運んだ。今年の3月の回をもって、くすのき朝市を終えることになったと聞いた... 続きを読む

  • 2016年1月20日

    井伊家千年の歴史(3)
    湖東湖北ふることふみ17

    京都の三条東殿跡(現・新風館)  井伊家の系図では、初代井伊共保の後に2代共家、3代共直と「共」の字を継いだ当主が続くが、4代惟直、5代道直、6代盛直と共直を境に「直」の字が引き継がれるようになってゆくことが見えてくる。  さて、彦根藩が編纂した『井伊家傳』では初代共保が亡くなった寛治7年(1093)から急に井... 続きを読む

  • 2016年1月18日

    伊香のイカすもの
    IKA'S MONO STORE

    店長の稲舘俊彦さん  木之本地蔵院の前は、鉄道の方へ向けてなだらかに下る坂道と北国街道がまじわる、T字の交差点になっている。昨夏、その角に、イカのマークがあしらわれたお店ができた。  「IKA’S MONO STORE」。2010年に長浜市と合併するまで伊香郡と呼ばれていた4つの町、木之本町、高月... 続きを読む

  • 2016年1月12日

    冬枯れと輪郭
    1964年 金剛輪寺「大悲閣」

    国宝・金剛輪寺本堂「大悲閣」  今年の冬は随分と暖かいので、このまま春になるかもしれない……と思う。少し寂しく感じる冬枯れの景色を旅するように眺めている。外に出やすいせいか、いつもより余裕があるのか発見も多い。最大の発見は、冬は生い茂った木々の葉が落ち山々の輪郭がよく見えるということである。冬は、普段では見え... 続きを読む

  • 2016年1月4日

    こんにゃく復活
    奥永源寺・蓼畑

     昔ながらのこんにゃくづくりの方法を、地元のひとが高校生に教えるイベントがあると聞き、車で奥永源寺の蓼畑へ駆けつけた。永源寺と聞いた時から、私の頭にはあるひとの顔が思い浮かんでいた。奥永源寺の地域おこし協力隊として政所に住んでいる、山形蓮さんだ。友人である。帰りに訪ねてみようか、と考えながら「蓼畑こんにゃく道場」... 続きを読む